シェアリングエコノミーの活用法 モノのシェア


 

モノのシェアは、衣服や家電などを買わずに借りるレンタルサービスや、自分が使わなくなったものを次に必要な人に売るフリーマーケットなとで行われています。

 

これまでは、モノを所有することが経済的な豊かさを示していたが、年齢や家族構成によってライフスタイルが変化し、欲しいものや必要なものがすぐに変わってしまう現代では、所有にこだわらない考え方も浸透してきています。

 

所有から共有へ」といわれるように、モノは必要なときだけ借りたり、中古で買って使うというスタイルも定着しました。

 

この方法は、購入して所有し続けていくという従来の方法よりも消費支出を減らし、身の回りのモノもへらしてスッキリ暮らせる効果もあります。

 

 

 

洋服やスーツは月単位で借りてクローゼットに溜め込まない

 

買うと高額なもの、たまにしか使わないもの、一時的に必要なものは、レンタルのほうが家計にかける負担が少なくて済みます。

 

例として挙げると、ドレス・着物、礼服・喪服、ベビーカーなどがあります。

 

今までもこういったものをレンタルする仕組みはありましたが、主に専用のレンタル会社から借りるケースが多くありました。

 

しかし最近は、シェアリングエコノミーの事業者が運営するサイトを通じて、ネットで手軽に貸し借りや売買ができるようになりました。

 

個人間の売買では「メルカリ」が代表的ですが、貸し借りでは「Quttaクオッタ)」などがあります。

 

また、洋服やバッグなど、これまでは購入するのが当たり前だった日常使いのものも、レンタルして使うサービスが注目されています。

 

airCiosetエアークローゼット)は自分のサイズや好みに合う服を定額で借りられます。

 

1回に3着の洋服が届き、返却したら次の3着が送られてくる「借り放題」のサービスがあります。

 

被服費を月に数万円使っている人には節約になりますが、そもそも月に1万円も使っていないという人には出費が増えることになります。

 

しかし、スタイリストが自分に似合いそうなものを選んでくれるため、その付加価値を考えると、少し割高でも納得できると思います。

 

プロのノウハウとスキルを買うための価格」と考え、このサービスを使うことで打ち合わせなどのシーンで着る服の悩みが解消されたり

 

洋服を選ぶ時間や買いに行くための手間と時間が減ることが主なメリットだと言われています。

 

コースには自分のサイズに合った洋服3着がワンセットで届き、返したら次の3着が送られてくる借り放題の「レギュラー」があります。

 

月額は9,800円で、プロのスタイリストが自分に似合いそうなものを選択し、気にいったものは買い取りもできます。

 

また、「サスティナ」というコースはメンズや子供服も含めて15着借りられるので、家族全員でまとめて借りることもできます。

 

男性のスーツが定額で借りられる「着ルダケ」というシェアサービスもあります。

 

クローゼットの中のスーツの数が増えないことやクリーニングの手間が省けるメリットがあります。

 

日常使いのバックや時計もレンタルならいろいろ楽しめる

 

バックや時計なども、定額で好きなもの選んでレンタルできるサービスがあります。

 

月額6,800円でブランドバックが使い放題のバックシェアサービス「Laxus」(ラクサス)です。

 

メインの利用者は、30〜40代の働いている女性です。

 

結婚式やパーティーなどのイベントのときではなく、通勤や通学などで日常使いをするケースがあります。

 

2017年1月に、会員が所有するバックを登録してレンタルされると、1個につき月額最高2.000円のおこづかいが稼げる「ラクサスX」というサービスが始まりました。

 

このサービスが非常に好評で、個人で持っているモノを貸し出して収入を得る仕組みも整いつつあります。

 

ほかにも、たくさんある時計の中から選んでレンタルできる「KARITOKE」(カリトケ)などあります。

 

どちらのサービスも、それぞれ自分の好みや洋服とのコーディネートに合わせたバックや時計を定額で試すことができるところが人気です。

 

 

フリマアプリで不用品を売って持ち物を眠らせずに活かす

 

以前から、ネットのフリマやオークションサイトは複数ありましたが、ここ数年、スマホに対応して出品から配送、決済まで簡単にできるようになったことで、取引額を伸ばしているのが、フリマアプリです。

 

中でも国内最大手の「メルカリ」は、サービススタートから5年で日本国内では7,000万ダウンロード超、利用者数は月間1,000万人を超えます。

 

「らくらくメルカリ便」など、個人名を明かさずに易く配送できるシステムや、トラブルを防ぐ「エスクロー(仲介決済システム)」が支持されています。

 

服や雑貨、家電、トイレットペーパーの芯まで、あらゆるものが個人間売買できる「メルカリ」などのフリマアプリは、自分が使わないものや、家の中の不用品を処分して、手軽に換金できる有効な手段です。

 

フリマアプリを上手に使う人は、ハイブランドのものを中古で買って、また同じくらいの値段で売っています。

 

ただ、低価格帯ブランドで被服費を抑えている人は、中古を売ってトクをするこは難しいです。

 

その商品が中古で売れる値段の相場を把握しておき、売ることを前提に買い物をする人や、買った服をカスタマイズして付加価値を付け、買値より高く売ろうとする人も出てきています。

 

フリマアプリの仕組みを利用し、買い物の楽しみや選択肢が増えていることは確かです。

 

ほかにも、モノをシェアするアプリやサイトはたくさんありますが、それぞれメインとなる利用者の年代や属性が違うため、特徴を調べて利用するのがポイントです。

 

このようなアプリやサイトを活用すれば、不要なものをお金に換えることができます。

 

あまり使わずに家庭に埋もれているモノは、価値を生まず場所をとるだけになっていることも多いです。

 

また、人に貸したり売ったりすることで家計にもプラスになります。

 

モノをシェアして活用することは、他の人が新たに購入するモノを減らすことにもつながっていきます。

 

特にライフスタイルの変化が激しい世帯は、その都度必要に応じて必要なものをシェアで手に入れるほうが無駄な支出は少なくなります。

 

 

メルカリ
:日本最大のフリマアプリ。
スマホで写真を撮るだけですぐに服や雑貨など、何でも出品して個人間売買ができます。

 

売っていないものはない、というくらいあらゆるものが出品されています。月間利用者数は1,000万人以上。

 

売りたい商品を撮影して商品説明を入れたら出品完了。
買うときは、商品の画像から購入手続き→支払い方法選択で購入完了。
出品時も購入時も手数料0円。かかるのは、商品が売れたときの販売手数料の10%だけ。

 

 

airClosetエアークローゼット
:ファッション業界で活躍するプロのスタイリストが自分のサイズや好み、利用シーンに合わせてコーディネートした服を、月額制でレンタルできる女性向けのサービス。
会員数は20万人を突破。

登録は無料。「ライト」は、月額6,800円で月に1回3着、「レギュラー」は、月額9,800円で3着ずつ借り放題で、返却すれば次の3着が借りられる。

1回につき返送料300円がかかる。クリーニング代は不要。

 

 

着ルダケ
:男性用ビジネスウェアを月額制で2年間、自分専用でできる。

春夏と秋冬の各シーズンに合わせてウェアを届け、衣替え、クリーニング、保管、返却までを一連のサービスとして提供する。

「スタートアッププラン」は月額4,800円〜、「エンタープライズプラン」は月額5,800円〜。利用するには、申込みページから希望のコース、サイズや色などを入力。春夏・秋冬のシーズンごとに申込みを受け付ける。

 

 

Laxusラクサス
:月額制で57ブランドのバッグが使い放題のバッグシェアサービス。気にいったバッグをいつまでも何個でも使える。
シーンに合わせてバッグを変えることも可能。通常の使用上のキズについては保証付き。

 

月額6,800円で無期限、個数無期限で借り放題。往復送料無料、何度でも交換可能。使い方は、アプリ好きなバッグを選ぶだけ。自分が持っているバッグを貸し出し、おこづかいか入るサービス「ラクサスX」もある。

 

 

KARITOKEカリトケ
:ブランド腕時計の月額制のレンタルサービス。定額料金で返却制限なし。月に1回交換も可能。ネットだけでなく有楽町マイルとなんばマイルに常設店をオープン。使っていない腕時計を貸し出してキャッシュバックが入る「KASHITOKE」も開始。

 

無料会員登録をして利用開始。「カジュアルプラン」は月額3,980円、「スタンダードプラン」月額6,800円、「プレミアムプラン」は月額9,800円、「エグゼクティブプラン」月額19,800円の4コース。それぞれ借りられる時計が違う。

 


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