今回は、つみたてNISAと一般NISAの活用法についてです。

つみたてNISAと一般NISAは、同じ年に併用することはできず、いずれかを選ぶ必要があります。

 

つみたてNISAの利用が適しているのは、長期の運用期間や資産形成が見込める若年層世代になります。

 

なかでも、今後のライフプランを考えると大きな金額は投資には回せないが、将来にそなえて少しずつ資産形成をしていきたい人が最も向いています。

 

しかし、金融資産が豊富で、リスク許容度も高く、投資に回せる金額が大きい人は年間120万円まで投資できる一般NISAが適しています。

 

金融庁は、これまで投資を行ってこなかった人も、投資を開始するきっかけが身近な場で得られるような環境整備が望ましいとしています。

そのため、まずは金融庁自身がつみたてNISAを活用する「職場つみたてNISA」を導入しています。

 

一般NISAをつかった「職場積立NISA」は以前から導入されており、2017年6月末時点で、導入企業数は延べ6,002社となっています。

 

職場を通さなくとも、一般NISAやつみたてNISAをつかった積立投資は可能でしたが、職場積立NISAのメリットとして、職場を通じて手軽に口座開設等の手続きができ、所定の金融・投資教育が受けられる点が挙げられます。

 

なにより、積立投資はなるべく早く開始し、長期にわたって続けることが大切です。

 

一般NISAのロールオーバー時の選択肢

一般NISAで2014年に投資した分は2018年12月末で5年間の非課税期間が終了します。非課税期間が終了するときは次の3つの選択肢があります。

①売却する(譲渡益は非課税

②時価で課税口座(特定口座あるいは一般口座)に移管して運用を続ける

③翌年の非課税湧くを利用して、一般NISA口座内で保有し続ける(ロールオーバーする)

このうち、③のロールオーバー時の上限額が2017年の税制改正により撤廃されました。

 

これまでは、ロールオーバーすれば非課税扱いのまま、さらに5年間運用を続けることができましたが年間投資上限額の120万円までしか認められませんでした。

 

そのため、120万円を超える部分は売却するか、課税口座に移管する必要がありました。

しかし、税制改正で全額をロールオーバーできるようになりました。

 

つまり、100万円で投資していた上場株式等が150万円まで値上がりしていた場合、150万円全額をロールオーバーできるということです。

 

新規で投資する場合は年間120万円までの投資に限られているので、このケースではロールオーバーしたほうが実質的に非課税枠は拡大し、有利になるということです。

 

今後も税制改正などで資産運用しやすい環境になるといいですね。

 

 

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