2級FP技能検定試験対策 (ライフプランニングと資産計画) Part4


 

 

FP2級検定試験の過去出題傾向をまとめました。これから検定試験を受験される方の参考になればと思います。

 

 

 

遺族給付

●ポイント整理
遺族基礎年金
受給要件
:以下のいずれかに該当する人が死亡した場合、その遺族で要件を満たす人がいれば、遺族基礎年金が支給さらる。

・国民年金の被保険者
・国内に住所がある60歳以上65歳未満の国民年金の被保険者であった人
・老齢基礎年金の受給権者
・老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている人

 

 

受給できる遺族の範囲
:子または子のある配偶者のみ(この場合の子とは、18歳に達した後の最初の3月末までの未婚の子、一般的には高校卒業前の未婚子、または20歳未満で1級、2級障害の未婚の子)

 

 

死亡一時金
受給要件
:死亡した人が、以下の要件を満たしていることが必要である。

・死亡日の前日において、死亡月の前日までの「第1号被保険者としての保険料納付済期間」と「4分の3免除期間の4分の1」「半額免除期間の2分の1」「4分の1免除期間の4分の3」を合算した月数(保険料納付月数)が3年以上ある。

・老齢基礎年金や障害基礎年金を受給していない。
・遺族基礎年金を受給できる遺族がいない。

その他
:寡婦年金と併給することはできない。

 

 

寡婦年金
受給要件
:死亡した夫が以下の要件を満たしていることが必要である。
・死亡日の前日において、死亡月の前日までの第1号被保険者としての保険料納付済期間と保険料免除期間を合算した期間が25年以上ある。

・老齢基礎年金や障害基礎年金を受給していない。

その他
:死亡一時金と併給することはできない。

 

 

遺族厚生年金
受給要件
:以下のいずれかに該当する人が死亡した場合、その遺族で要件を満たす人がいれば、遺族厚生年金が支給される(死亡時に厚生年金の被保険者でない場合でも、遺族厚生年金が支給されることがある)

・厚生年金の被保険者
・厚生年金の被保険者であった人で、厚生年金の被保険者期間中に初診日のある傷病によって初診日から5年以内に死亡したとき
・障害等級1級または2級の障害厚生年金の受給権者
・老齢厚生年金の受給権者、または老齢厚生年金の受給資格を満たしている人

 

 

年金額
:遺族厚生年金の年金額は、死亡した者の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の4分の3相当額である。

 

 

受給できる遺族の範囲
:死亡した人の収入によって生活していた人。
:順位は以下のとおり(遺族基礎年金よりも範囲が広い)

第1順位:妻・子・夫
注)夫、父母、祖父母には年齢の制約がある
第2順位:父母
第3順位:孫
第4順位:祖父母

:子のいない30歳未満の妻には、5年間の有期給付となる。

 

 

中高齢寡婦年金
受給要件
:以下のいずれかの要件を満たす、遺族基礎年金を受給できない妻、遺族基礎年金の受給が終了した妻に対して、遺族厚生年金に加算される。

:夫の死亡当時に40歳以上65歳未満
:40歳時に「18歳に達した後の最初の3月末までの未婚の子(一般的には高校卒業前の未婚の子)または「20歳未満で1級、2級障害の未婚の子」がいる

その他
:40歳以上65歳未満の期間で、妻が遺族基礎年金を受給できない期間に支給される(妻が遺族基礎年金を、受給している期間は支給停止となる)



年金受給の選択方法

●ポイント整理
原則
:公的年金には、「一人一年金」の原則があり、国民年金と被用者年金の給付を同時に、受給できるのは、両方の年金の支給事由が、同じであることが、原則となっている。

例外(65歳以上の者)
障害年金
:「障害基礎年金+老齢厚生年金」または「障害基礎年金+遺族厚生年金」のいずれかを選択することができる。

 

 

遺族年金
:遺族厚生年金と自分自身の老齢厚生年金の両方の受給権を満たす人は、まず原則として「老齢基礎年金+老齢厚生年金」で計算した額を全額受給する。

:その上で、自分自身の「老齢厚生年金」が「遺族厚生年金(差額計算前)」または「老齢厚生年金の1/2+遺族厚生年金(差額計算前)の2/3」のいずれか多い方よりも少ない場合には、その多い額との差額が別途「遺族厚生年金」として上乗せ支給される。

 

 

 

 

注意事項
原則として平成28年10月1日時点の法制度に基づいて執筆しています。なお、東日本大震災の被災者等にかかる各種特例、復興特別所得税、個人住民税の均等割加算については、特に指示のない限り記載または考慮していません。

 

 

 




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